大会レポート

旭 川 支 部
川 崎 哲 也 4級


2013年11月3日
第12回レディース&シニア全日本空手道選手権大会

名古屋・露橋スポーツセンター

シニア重量の部・出場

 始めに大会出場の機会を下さった高橋師範、石川先生有難う御座いました。
 北海道大会で2位以下ですと出場出来ないと思っていましたが、幸運が重なり優勝出来ましたので出場の許可を頂きました。

 北海道大会では正直実力以上の出来と成績だったので全日本出場には不安要素だらけでした。
 試合では使えないのではないかとのご指摘を受けまして、くるぶしで太腿の肉の薄い所を蹴りこむ技を教えて頂き反復練習しました。また、インローを打ち込む場所も相手の反応や体格を分析して細かく打ち分けるともっと効かせられる事も教えて頂きました。
 そして最後に相手の選手が大きい場合の膝蹴りの当てる場所、骨盤辺りや内太腿また半身を切った前側のあばら骨の下側などただめちゃくちゃに蹴るのではなく、効かせられる所を確実に狙って蹴るのが大事だと教わりました。

 そしていよいよ試合当日になり会場に着きました。
 北海道を出発する直前が緊張のピークでしたので会場では多少の緊張は有りましたがさほどでは有りませんでした。
 試合前、大きな大会の経験豊富な網走支部の山田先輩に技術的な事と精神的な事のアドバイスを頂いたのも緊張が薄れた原因だと思います。
 試合が始まり一気に気持ちを爆発させました。
 石川先生に教わった色々な小技も思ったより多数使う事が出来た気がしました。
 ただ対戦相手の方は東日本のチャンピオンです。的確に効かせてる手ごたえは有りましたが肉体的にも精神的にもタフな方でした。
 結果、本線引分け、延長判定負けで初めての全日本は終わりました。
 色々沢山の反省点が有りましたが来年に向けての修正するべき所、新しく足さなければならない所がはっきり見えました。

 体が大きくパワーも有り打たれ強い方にはどうすれば良いのか?
 逆に山田先輩が対戦された様な圧倒的な肉体とパワースピードすべて持ち合わせている方に一本を取られずに試合するのはどうすればよいのか?
 自分で色々試したり研究して行き詰まりましたら先輩、先生にどんどん質問して解決して行きたいと思いますので、宜しくお願いいたします。
 あと試合が終わって気づきましたのがあまりにも気合を入れすぎて肩や体に余計な力が入ると蹴りや突きが効かせられなくなるのは勿論延長で力尽きてしまうのでそうならない為の心のコントロールも必要かな?と思いました。

 そして中年の黄色帯の自分がこれほど大きい大会に出場出来ましたのも高橋師範、石川先生、道場の先輩の方々、仲間の道場生の方々に様々なサポートを頂いた結果ですので感謝の気持ちを忘れずに精進したいと思います。

 最後に東日本大会に続き試合会場のセコンドから夜のセコンドまですべてお世話になりました帯広本部の斉藤君のお父さん有難う御座いました。

 また来年も宜しくお願い致します。そして入賞できませんでしたので苦い酒になりましたが、高橋師範と先生の方々、先輩の方々、道場生の皆さんと飲んだ酒は身に染みて旨かったです。

押忍

△戻る